私たちが携わらせていただいたこと
立ち上げは2013年夏。幾度ものリニューアルを図ってたどり着いたのが現在のサイト。
メンズのドメスティックブランドでも名高いjunhashimoto(ジュンハシモト)。
勿論、ECサイトを立ち上げるからには、売り上げの構築は必須課題。
ただ、モールショップの様な”売り売り感”の強いページはイメージを損ねるから、やりたくない。
これって実は結構難しいアプローチ。ユーザーはモールサイトのデザインに慣れている。
トップページからはサイドバーで商品が選べて、特集がバナーとして全面に現れる。
色遣いは分かり易く、お得感を前面に出し、導線を整えコンバージョンを高める。
このようなモールサイトに寄せれば寄せるほどユーザビリティーは高くなるし、勿論、コンバージョンも上がる。
逆に遠ざければ遠ざけるほど、独自性は高くなり、イメージは構築しやすい反面、ユーザービリティが下がって、コンバージョンも下がる。
ここの案配をどう取るか…がイメージを大切にするファッションブランドに有り勝ちな課題。
junhashimotoでは、サイトのトップはあえての単色使い、ブランドカラーに合わせた。
新着商品や特集をランダム配置で雑誌調に見せている。
文字の装飾・バナーのお得感は控えめに、カラーもシンプルに校正する一方で、
迫力のあるカッコイイビジュアルや、読み応えのあるコンテンツを中心に構成することで、
イメージ中心の導線を確保し、コンテンツの内容を充実させた。
制作して納品。それだけが我々のスタイルではない、制作した後の販売のランニングもオープン当初から一貫して行ってきた。
オープン当初から3年間は、商品のデザインから全店の予算組、そして在庫の管理まで口を挟んだ。
そこまでやるからこそ、ECの売上を伸ばしてきたという自負がある。
他のサイトと比べると特筆すべきは、商品詳細ページのコメント内容。お得感・安売り感で勝負が出来ないのなら、
商品のライティングで戦う。
ただの商品説明をするのではなく、商品を欲しくなり、着ているシーンをイメージできるような雑誌調のライティング。
それがjunhashimotoSHOPの大きな特徴。
時には一つの商品コメントに3時間を使う時もあった。
また、他のファッションサイトには見られない、
・ブランド訴求力を最大限に高めてくれたランディングページ
・立ち上げ当初に爆発的な成果を残したSEO施策
・試行錯誤を繰り返し、CPAで3,000円を下回るまで至った広告運用
・今時?と思われるかもしれないメルマガマーケティングでは開封率50%以上を必ず叩き出す
・セレクトショップと差別化を図るブランドにしかできない、ウェブサービス
など、多くの仕掛けを組み込んでいる。
OFFICIAL WEB STORE
OFFICIAL WEB SITE
WEBでの施策が成果を収め、今まさに次のステップに進んでいる。
それが店舗客とWEB客を巻き込んだ施策。そのために、最初のステップとして半年前にブランドサイトを立ち上げ、
ショップブログをアメーバブログから独自サイトに集約させた。
半年たった今では、ECサイトには劣るがデイリーのUU数も多く集まってきた。
このブランドサイトをオウンドメディア化し、次のステップにつなげていく。
まだまだやりたい事は盛り沢山ある。